《2024/7/7、7/14》「めとてスタディシリーズ:

佐沢静枝さんとCL表現を実践してみよう!」開催

めとてラボでは、誰もが「わたし」を起点にできる共創的な場づくりを目指し、その環境や仕組み、空間設計などを含めた幅広い視点からホーム(拠点)づくりを行うプロジェクトに取り組み、視覚言語(日本の手話)の中で育まれる感覚や言語を起点とした表現や場の在り方を模索しています。


めとてラボは視覚言語からなる自然な文化を耕すことをテーマに、さまざまなプロジェクトを実施しています。その中でも、「アソビバ」は、手話や視覚的な行動から自然にうまれた遊びや創造的な「ひらめき」を集め、研究やワークショップなどを通して、視覚言語の遊び方を探求するプロジェクトです。


そして、アソビバでは、視覚言語の遊びをさらに探っていくために、手話の魅力に触れる企画「めとてスタディシリーズ」を開催します。

今回、着目するのは「CL表現」。手話ではさまざまなカタチや模様を手や顔(眉・目・頬・口・あご)、肩などを使って表現し、相手にそのイメージ自体を伝える「CL」と呼ばれる文法がありますが、「そもそもCL表現ってなんだろう」と思っている方も実はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。


普段意識しないまま使用しているCL表現をあらためて学んでみることで、CL表現の奥深さを味わい、そこから新たな発想や表現を探っていけたらと思います。第1回、第2回は、手話表現者・翻訳者としてご活躍されている佐沢静枝(さざわ・しずえ)さんをゲストにお迎えします。


佐沢さんと参加者の皆さんとともにCL表現について学びを深め、豊かで創造的な言語の魅力に一緒に触れてみませんか?

ゲスト:佐沢 静枝(さざわ しずえ)さん

立教大学日本手話兼任講師。北海道釧路生まれ。日本ろう者劇団に入団し、舞台や映画に出演、NHK「みんなの手話」のアシスタントなどを務める。退団後は、特定非営利活動法人しゅわえもんを設立し、手話による絵本読み聞かせ普及のために仲間と奮闘中。TA-net舞台手話通訳養成講師。NHK「手話で楽しむみんなのテレビ“サイエンスZERO”」やNHKドラマ「デフ・ヴォイス」などに出演。「手話劇!夏の夜の夢」では手話監修・演出を担当。4月より「みんなの手話」出演・手話監修を担当。

【開催概要】

開催日時:

第1回 2024年7月7日(日)10:00-12:00

第2回 2024年7月15日(月・祝)10:00-12:00


場所:5005(ごーまるまるごー)

〒110-0001 東京都台東区谷中3丁目24-1野口ビル1-A

西日暮里駅から徒歩5分


対象:ろう者・難聴者(高校生以上)


内容:

《CLについて》

平面や立体的なもの、動きのあるものをCLでどう表現するか、実践を通してみんなで考えよう!

※連続受講者には課題をお渡しします


定員:各回12名

**先着順ですが、第1回、第2回の連続受講者を優先させていただきます。


参加費:無料


申込方法:以下の予約受付ボタンからお申し込みください。


**第1回の申し込み締切:2024年6月30日(日)17:00まで

**第2回の申し込み締切:2024年7月7日(日)17:00まで


お申し込み後、参加可否については以下の日程でご連絡します。

第1回(7月7日開催)→7月2日(火) 連続受講の方は併せてお知らせします

第2回(7月15日開催)→7月9日(火)

◉注意事項  ※ 必ずお読みください

**手話で進行します。読み取り通訳はありません。

**連続受講が可能な方を優先でご案内いたしますが、単発受講の方もお申し込みいただけます。

**個人情報は厳重に管理し、本事業の運営及びご案内のみに使用いたします。

**内容は変更になる場合があります。

【お問い合わせ】

一般社団法人ooo(めとてラボ)

E-mail:ooo.institute@gmail.com

本事業は東京アートポイント計画の一環として実施しています。


東京アートポイント計画は、社会に対して新たな価値観や創造的な活動を生み出すためのさまざまな「アートポイント」をつくるために、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、地域社会を担うNPOとともに展開している事業です。実験的なアートプロジェクトをとおして、個人が豊かに生きていくための関係づくりや創造的な活動が生まれる仕組みづくりに取り組んでいます。


主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人ooo